チャン・イーモウ監督、「隠し子」で超高額の罰金=海外メディアも驚きの声―中国

Record China    2014年1月12日(日) 15時54分

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11日、中国のチャン・イーモウ監督が、一人っ子政策違反により罰金748万7854元(約1億3000万円)の支払いを命じられた。この金額について、ニューヨーク・タイムズ紙やウォール・ストリート・ジャーナル紙といった海外メディアも驚きの声を上げている。

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2014年1月11日、中国のチャン・イーモウ(張芸謀)監督が、一人っ子政策違反により罰金748万7854元(約1億3000万円)の支払いを命じられた。この金額について、ニューヨーク・タイムズ紙やウォール・ストリート・ジャーナル紙といった海外メディアも驚きの声を上げている。捜狐網が伝えた。

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中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督に昨年、一人っ子政策への違反疑惑が浮上した。現夫人の本籍地、江蘇省無錫市の計画生育局が調査に乗り出したが、半年間を経ても結果が公表されないまま。しかし社会からの批判の声が高まる中、昨年12月に監督自身が違反を認め、2男1女の存在を明らかにした。

計画生育局は今月10日、チャン監督に対し、罰金にあたる「社会扶養費」を子供3人分で748万7854元(約1億3000万円)支払うよう決定書を送付。「社会扶養費」の金額は、該当する子供が生まれた前年度の両親の収入がベースとなるが、高収入のチャン監督が命じられた金額は過去最高の異例の数字となった。

この決定を受けて、米ニューヨーク・タイムズ紙、英BBCやガーディアン紙など、海外メディアも一斉に報道。高額罰金について驚きの声を上げている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、「チャン監督は裕福なので、この金額はわけなく支払えるというのが、中国のネットユーザーたちの見解だ」と報じている。

チャン監督の騒動により「社会扶養費」とは何か、再び注目されることに。計画生育局では「公共サービスや社会事業に使用される」と説明しているが、ネットユーザーの間からは「具体的に何を指すのか分からない」と不満の声も大きい。なお、チャン監督への罰金額について、大手ポータルサイトが実施したアンケート調査では、「重過ぎる」と答えた人が43%、「軽過ぎる」は32.9%、「ちょうどいいと思う」は12.3%だった。(翻訳・編集/Mathilda

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