安倍晋三とゴルフ、遠のいた日韓逆転の夢―韓国紙

Record China    2014年1月12日(日) 19時0分

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10日、朝鮮日報中国語版は記事「日増しに遠のく韓国経済日本超えの夢」を掲載した。アベノミクスの成功を追い風に、日本と韓国の力関係は逆転するどころか、大きく差が開いたと指摘している。写真はソウル。

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2014年1月10日、朝鮮日報中国語版は記事「日増しに遠のく韓国経済日本超えの夢」を掲載した。

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3日、日本の安倍晋三首相は財界関係者とともにゴルフを楽しんだ。この1年間で15回目のプレー。日中韓の指導者の中で、この一年間もっとも多くゴルフをプレーした首脳となった。

このエピソードはたんにゴルフ好きを示しているのではない。アベノミクスの成功を追い風に安倍首相が余裕と自信を見せていると解釈するべきだろう。失敗続きだった06年の第1期安倍政権では1年間で1回しかプレーしなかったのだから。

13年、日経平均は57%もの上昇を記録した。上げ幅は経済協力開発機構(OECD)加盟国のトップだ。その一方で韓国経済は停滞が続いている。韓国政府は海外移転した工場の復帰を呼びかけているが、ある調査では、国内回帰を検討している企業は100社あたりわずか1.5社にとどまった。規制の多さが嫌われている。

一時は日本企業を上回ったとまで言われた韓国の大企業も円安と日本企業の攻撃的営業に苦戦している。サムスン電子、ヒュンダイ自動車がその筆頭だ。スマートフォンや液晶テレビでは日本の原材料、部品への依存率は70〜80%という高さで、日本からは「供給をストップすれば、サムスン、LG、ヒュンダイの工場は止まる」と脅されたほど。

韓国企業も成長しているとはいえ、潜在的な実力や爆発的な指導力、戦略では日本企業にはかなわない。韓国はもうすぐ日本を超えるといった間違った自信は捨て去るべきで、虚心坦懐に力を蓄えるべきだ。

いつの日にか、韓国大統領がのびのびとゴルフをしながら、周辺国に「韓国経済と企業に学べ」と呼びかける日が到来することを祈っている。(翻訳・編集/KT)

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