サムスン、スマホ市場でピンチ=中国勢が「価格」と「性能」を武器に攻勢強める―韓国メディア

Record China    2014年1月9日(木) 7時34分

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8日、韓国・朝鮮日報(中国語版)は、性能が良く価格も手ごろな中国産のスマートフォンに押され、韓国サムスン電子の中国市場での先行きは楽観視できない状態だと伝えた。写真はサムスンのスマートフォン。

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2014年1月8日、韓国・朝鮮日報(中国語版)は、性能が良く価格も手ごろな中国産のスマートフォンに押され、韓国サムスン電子の中国市場での先行きは楽観視できない状態だと伝えた。

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世界の携帯電話メーカーはみな、13億の人口を抱える中国市場を非常に重視している。華為(ファーウェイ)、レノボ、小米など中国本土の企業は、品質を高めつつ、価格を抑える戦略をとっており、サムスンが市場を拡大するのは難しい状況だ。

米市場調査会社ストラテジー・アナリティクスによると、昨年の第3四半期のサムスンの中国市場でのシェアは20.4%で第1位だった。しかし、レノボ(11.7%)、酷派(CoolPad、9.4%)、華為(8.8%)、小米(5.5%)ら中国本土勢がピタリとその後に付けている。

サムスンは高級市場で地位を確立してから、中低価格市場を押さえる「ツートラック戦略」を進める予定だったが、中国勢が1000元(約1万7000円)前後の価格帯のスマートフォンを相次いで発売。これはサムスンが実現不可能な値段だ。価格競争力を武器に中国勢は攻勢を強めており、サムスンにとって大きな脅威となっている。

価格は低く抑えられているが、性能はサムスンやアップルに遜色ない。昨年発売された小米の「Mi3」はサムスンの「Galaxy S4」のレベルに達している。この機種は人気が高く、10万部がわずか1分30秒で売り切れた。韓国国内では「Mi3はどこで買えるの?」との書き込みも出ている。(翻訳・編集/北田

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