2013年に注目を集めたニュースを「中国10大ニュース」として振り返る。10件目は月探査機「嫦娥3号」の軟着陸成功。

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中国中央テレビは、12月14日午後9時12分（日本時間同10時12分）ごろ、中国初の無人月探査機「嫦娥（じょうが）3号」が月面への軟着陸に成功したと伝えた。月面着陸は1976年旧ソ連の「ルナ24号」以来37年ぶり。中国は旧ソ連、米国に次いで月面着陸に成功した3つ目の国となった。

「嫦娥3号」は12月2日未明、中国・四川省にある西昌衛星発射センターから打ち上げられた。月の探測は非常に複雑でリスクが高い活動である。データによると、現在までに世界で129回の探測活動が行われ、そのほとんどを米国と旧ソ連が行った。その中で成功した例は半分ほどしかないという。

「嫦娥3号」は、月に1年間滞在し、搭載されている無人探査車「玉兎号」は3カ月間の探査活動を行う予定。（編集/北田）