日本の弾薬支援に感謝しない韓国政府、真相は「国内での政府批判」を避けるため―日本メディア

Record China    2013年12月25日(水) 9時46分

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25日、環球時報の報道によると、日本政府は23日、韓国側の要請を受け韓国軍に弾薬1万発を無償提供したと発表。弾薬は国連南スーダン派遣団(UNMISS)を通じ、同派遣団に参加している韓国軍に渡された。

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2013年12月25日、環球時報の報道によると、日本政府は23日、韓国側の要請を受け韓国軍に弾薬1万発を無償提供したと発表。弾薬は国連南スーダン派遣団(UNMISS)を通じ、同派遣団に参加している韓国軍に渡された。

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日本の陸上自衛隊による韓国軍への弾薬提供は初めてで、日本政府は「南スーダンでは日本の自衛隊のほか、韓国軍の使用する銃器に対応する弾薬を所持する国はいなかった。そのため、韓国への弾薬供は、著しい緊急性と人道的観点に基づく決定」と発表し、武器輸出三原則には抵触しないと説明した。

ところが、24日には政府の決定に対し、「参戦行為にあたる」とし野党から批判が見られた。さらに、韓国側も日本の支援に謝意を表せず、日本メディアは「韓国外交部報道官は24日、同国の部隊で弾薬が不足していることを否定。“防護力を強化する意味で、UNMISSに支援を要請し、UNMISSを通じて支援を受けた”とし、日本への謝意を表明しなかった」と報道。

これに対し日本側は、国連および韓国側から要請があったのは事実で、弾薬提供に対しては、国連や韓国の部隊が感謝の意を表している。このほか、「韓国国内では日本の自衛隊の活動範囲拡大に批判的な態度を取っている。韓国政府が弾薬不足を認めず、日本からの弾薬支援に謝意を表さないのは、国内で政府への批判を回避するためだろう」と報道する日本メディアも見られた。(翻訳・編集/内山

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