韓国、「自殺大国」の謎(下) 自殺者は春に増える―中国メディア

Record China    2013年12月21日(土) 7時50分

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19日、捜狐旅遊は「韓国・自殺大国の謎」と題する記事を掲載した。写真は韓国・明洞。

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2013年12月19日、捜狐旅遊は「韓国・自殺大国の謎」と題する記事を掲載した。

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ある調査によると、韓国では20〜30歳の死因のトップは自殺である。これは不況による就職難やたび重なる失業により、生活苦に陥ることが主な原因だ。韓国では1970年代の終わりから1980年代中盤に生まれた人を指す「88万ウォン世代」という言葉がある。これは彼らの月収がおよそ88万ウォン(約8万6000円)であることからその名が付いている。一部は絶望から賭博に手を出したり、借金が膨らんだりして家庭が崩壊に至る。そして「離婚」はまさに30〜40歳の自殺の原因の第1位である。

高齢者の自殺が多いことも、韓国の自殺率が下がらない原因の1つだ。韓国では年配者を敬う文化があるが、近年は生活スタイルが変化し、核家族が増えていることで、高齢者は1人暮らしをせざるを得なくなっている。このため、孤独感にさいなまれ、老人性うつ病を発症し、最後には自殺してしまうのだという。

韓国人の自殺の原因としては、校内暴力、進学の失敗、軍隊での新兵への虐待、病気などがある。また、混血児の自殺も増えている。生活が苦しいために国内では結婚相手を見つけられない貧困層は、外国人との結婚を選択するしかない。しかし、生まれた子どもが差別を受けるケースが多く、これが原因で自殺するケースも少なくない。

また、韓国ではなぜか春に自殺する人が多いという。専門家によると1つの可能性として、冬が過ぎ、花々が咲くという明るい外界と比べ、物事がうまくいっていない人はそのことが原因でより暗い気持ちに陥りやすく、自殺の衝動が強くなる傾向があるという。韓国衛生保健部門は国民に対し、「春になったら、外に遊びに行くときに、日ごろうつうつとした友達を誘うことを忘れないで」と呼びかけている。(翻訳・編集/北田

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