張成沢氏側近が中国に逃亡、核開発機密文書を韓国側に提供か―韓国紙

Record China    2013年12月20日(金) 13時28分

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18日、韓国紙によると、北朝鮮の張成沢氏の側近が中国に逃亡。持ち出した核開発データなどの機密情報を韓国側に渡したという。写真は中朝国境。

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2013年12月19日、香港メディアによると、韓国紙・文化日報は消息筋の話として、処刑された北朝鮮張成沢(チャン・ソンテク)氏の側近が中国に逃亡し、持ち出した核開発データなどの機密情報を韓国側に渡したと伝えた。

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消息筋によると、側近は9月末から10月初めに張氏の失脚を察知して中国に逃亡。韓国に庇護を求めたという。この側近は在中韓国大使館にて身柄を確保され、韓国の軍当局と情報当局の取り調べを受けている。その際、北朝鮮の核実験などを含む軍事機密文書を渡したとされる。

消息筋は、韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防相が17日に開かれた韓国軍の主要指揮官会議で、北朝鮮が2014年1月下旬から3月上旬の間に武力挑発行為に及ぶ可能性が高いと発言。韓国国会情報委員会の与党議員も、北朝鮮が新しい核実験実施の準備段階に入っているとの見方を示したが、これらの情報は側近から渡された機密文書が基になっているという。

韓国世論は、この側近が無事に韓国に亡命できれば、韓国は金正恩(キム・ジョンウン)政権に関する高度な情報を手に入れることができると期待を寄せている。また、この側近の他にも北朝鮮高官の海外逃亡は「ドミノ倒し」のように連鎖すると予想している。(翻訳・編集/本郷)

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