韓国人の意識・価値観調査(下)=「男尊女卑」に変化―韓国メディア

Record China    2013年12月19日(木) 20時40分

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18日、韓国メディアは、世論調査機関・韓国リサーチが実施した「韓国人の意識と価値観に関する調査」結果を掲載した。調査項目は政治・経済・社会・文化など多岐にわたる。写真はソウル。

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「男尊女卑」の価値観が少しずつ変化していることも、調査結果から見て取れる。子供の希望性別で「女の子」と回答した人は男子の約2倍となった。また父方と母方のどちらの親戚と親しいかという問いでは、母方が32.1%、父方が28.2%であった。

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配偶者の選択において、一般的に男性は外見を、女性は職業や財産を重視すると見られているが、今回の調査では「相手の性格」を重視するという回答が男女ともに最多となった。「韓国社会で男女は等しい待遇を受けているか」では53.4%が「はい」と答えた。2008年の30.4%から23ポイント上昇したことになる。

「韓国文化を誇りに思うか」では、文化遺産・文物、料理・民族衣装、精神文化、ポップカルチャーのすべてで、「誇らしい」が80%を超えた。K−POPに代表されるポップカルチャーは2008年の53.6%から81.5%に急上昇した。

国民の幸福水準は10点満点の6.9点で2008年と同水準。幸せな生活に必要な条件は「健康」「配偶者」「子女」「収入・財産」と続いた。

社会の信頼レベルは5.6点(10点満点)。経済全体における社会福祉の割合が「やや低い」と答えた回答者は64.3%に達した。

北朝鮮は韓国の安全保障に対する脅威となる」は34.2%、「北朝鮮は韓国が提携すべき相手国」は31.5%で差はわずか。「朝鮮半島統一」については「急ぐ必要なし」(55.4%)、「統一が必要とは思わない」(25.6%)、「早く統一すべき」(19.0%)となった。(翻訳・編集/NY)

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