張成沢失脚の波紋広がる、韓国は軍事侵攻計画も検討=中国のコントロールも困難に―香港紙

Record China    2013年12月19日(木) 7時53分

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15日、香港紙アップルデイリーは記事「北朝鮮に政変あらば、韓国は統一のために出兵する」を掲載した。韓国政府は張氏失脚の対応策を協議しつつあり、「作戦計画5029」、すなわち軍事力による北朝鮮統合も検討内容に含まれているという。写真は北朝鮮。

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2013年12月15日、香港紙アップルデイリーは記事「北朝鮮に政変あらば、韓国は統一のために出兵する」を掲載した。

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北朝鮮のナンバー2、張成沢(チャン・ソンテク)前国防委員会副委員長の処刑を受け、日米中韓など関係国は緊張を高めている。北朝鮮は核武装と経済改革を両立させる並進路線を継続する方針だが、そのカギを握るのは中国。専門家は慎重に対応し、コントロール不可能な結果をもたらすことは避けなければならないと警告する。

韓国紙・朝鮮日報によると、韓国政府はすでに対応策を協議しつつあり、「作戦計画5029」、すなわち軍事力による北朝鮮統合も検討内容に含まれていると報じている。

張氏の死亡が即座に中朝関係を大きく変えることはないが、しかし中国が北朝鮮をコントロールし難くなったことは確かだ。中国は北朝鮮政権がパニックを起こさないように慎重に行動することになる。東北アジア安全保障の専門家、雪梨大学の袁勁東氏はそう分析している。もし北朝鮮が崩壊すれば、無数の難民が中国領内に流入することは必至。さらに北朝鮮の核施設が危機に陥れば、米軍、韓国軍の介入も現実となりかねない。(翻訳・編集/KT)

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