秦の始皇帝陵で大発見、石製のよろいやかぶと大量に出土、兵馬俑の軍備品庫か―陝西省西安市

Record China    2013年12月19日(木) 17時51分

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18日、陝西省西安市郊外にある秦の始皇帝陵近くで、石製のよろいやかぶとが大量に出土した坑は、兵馬俑の軍備品庫である可能性が高いことが分かった。写真は兵馬俑坑。

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2013年12月18日、中国メディア・海外網によると、陝西省西安市郊外にある秦の始皇帝陵近くで、石製のよろいやかぶとが大量に出土した坑は、兵馬俑の軍備品庫である可能性が高いことが専門家の分析で分かった。

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始皇帝陵は世界で最も大規模で、最も複雑な構造の王墓の1つ。1974年の発見以来、常に新しい発見がなされてきた。今回、軍備品倉庫とみられているのは、「K9801」と呼ばれる面積約1万3000平方メートルの陪葬坑(穴)だ。始皇帝陵園東南部の内城と外城の間に位置するこの陪葬坑は、これまで発見された同陵の陪葬坑のなかで最大規模のもの。これまでの試掘で石製のよろい87点、かぶと43点が出土している。

専門家によれば、よろいは600個もの小さな石片をつなぎ合わせて作られているため、職人1人が毎日8時間働いたとしても、よろい1着を作るのに1年はかかるという。陪葬坑では、よろいやかぶとに用いられた500万個を超える石片も見つかっており、引き続き試掘が行われる予定だ。(翻訳・編集/本郷)

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