中国の大気汚染、長江デルタではPM2.5が基準値の24倍にも―香港紙

Record China    2013年12月14日(土) 9時10分

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10日、大気汚染の深刻化を受け、中国最大のインターネット・ショッピングサイトでは、空気清浄器とマスクが大きく売り上げを伸ばしている。写真は空気清浄機の広告。

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2013年12月10日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、深刻なスモッグにより、中国では多くの地域で学校が閉鎖され、飛行機の便にも影響が出ている。長江デルタの一部地域のPM2.5(大気汚染の一因である微小粒子状物質)の濃度は世界保健機関(WHO)の安全基準の24倍に達している。11日付で環球時報が伝えた。

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大気汚染の深刻化を受け、中国最大のインターネット・ショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」では、空気清浄器とマスクが大きく売り上げを伸ばしている。

検索件数も過去最高を記録した。ここ1週間、空気清浄器の検索件数は前週の約5倍、前年同期の約14倍となった。売り上げは前の週の約2.6倍、前年同期の約12倍となった。

マスクも同様で、前の週に比べ、検索件数は2.68倍、売り上げは1.73倍となった。マスクが最もよく売れているのは上海市、江蘇省、浙江省といった沿岸部の地域で、次いで北京市や天津市となっている。

河南省鄭州市ではスモッグを利用して販促を行う店も現れ、空気を浄化する効果があることをセールスポイントにした観葉植物はわずか1日で200株も売れた。(翻訳・編集/XC)

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