2013年12月12日、騰訊体育によると、サッカーのイタリア・セリエAの強豪クラブ、ACミランのガッリアーニ副会長が、日本のスター選手である本田圭佑と4年契約を結んだことを正式に発表した。本田は2014年1月3日から、正式にミランの10番を背負うことになる。

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近年、日本や韓国のサッカー選手が欧州リーグで活躍することが多くなった。しかし、ACミランは、114年の歴史の中でアジアの選手を獲得したことは1度もない。セリエAのクラブに在籍した日本人選手は数多く存在する。1990年代には、当時日本のトップ選手だった三浦和良がジェノアに加入。中田英寿はローマ在籍時にスクデッドを獲得し、欧州で成功した初めてのアジア人選手となった。その後も、名波浩、中村俊輔、柳沢敦、小笠原満男などが挑戦し、現在は名門インテル・ミラノで長友佑都が活躍中だ。

本田の加入はACミランの欠けていたピースを埋めるものだ。しかも、中心選手の証である10番を手に入れたことは、クラブが本田をどれほど重視しているかがわかる。日本の名古屋グランパスエイトでデビューした本田は、オランダのVVVフェンローに移籍。2010年の南アフリカワールドカップでの活躍でさらに評価を上げた本田は、ロシアリーグのCSKAモスクワに移籍し、4年間クラブの中心として活躍した。

本田の加入によって、ACミランの中盤のポジション争いは激化するが、日本の核となる選手が攻撃のタクトを振るう日が来ても不思議はない。イタリアメディアは、「本田はACミランに欠けていたオフェンシブミッドフィールダーの席を埋める。彼のコンビネーション能力と攻撃力はチームの総合力を高めるだろう」と期待を寄せている。（翻訳・編集/北田）