2013年の10大国際ニュースに尖閣問題もランクイン―米メディア

Record China    2013年12月11日(水) 9時47分

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4日、米誌タイム電子版は2013年の10大国際ニュースを発表した。尖閣諸島、南シナ海で隣国との対立を深める中国もランクインしている。写真は広州市の反日デモ。

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2013年12月4日、米誌タイム電子版は2013年の10大国際ニュースを発表した。6日、参考消息網が伝えた。

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10位は超大型台風ハイエン。フィリピンでは5000人が死亡する惨事となった。9位はインドの性暴行問題。事件そのものは昨年だが今年に入ってからも大規模なデモが続き、女性の権利擁護を訴えている。8位は中国の海上領土紛争。南シナ海と東シナ海の対立が地域の緊張を高めている。超大国への道を歩む中国にとっては、隣国と友好関係を結ぶ能力があるのかが試されている。

7位はバングラデシュのミシン工場倒壊。1100人以上の従業員が死亡した。6位はアフリカのテロ活動。ナイジェリアで起きた立てこもり事件などイスラム原理主義勢力の活動が活発化している。5位は新たなローマ法王フランシスコの誕生。バチカンの金融改革、同性愛などの伝統的問題に取り組む改革派として期待されている。

4位はスノーデン問題。米国家安全保障局(NSA)の諜報活動の実態が明るみに出た。3位はエジプト革命の動向。選挙で選ばれたムルシ前大統領が軍によって放逐され、軍とムスリム同胞団の衝突が顕在化した。2位はイランの変化。今年6月に就任したロウハニ大統領はユダヤ暦新年にユダヤ人に対して祝福のメッセージを送るなど変化をアピールした。11月には核開発問題と経済制裁撤回に向けた協議が前進した。

そしてタイムが選ぶ2013年の国際ニュース1位はシリアの内戦。今年8月にはサリンも使われたと報じられ、米軍による攻撃が実施される直前にまで至った。現在も内戦が続き、多くの国民が亡命を余儀なくされている。(翻訳・編集/KT)

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