韓国の防空識別圏拡大、その目的は日本対策=研究者が分析―中国メディア

Record China    2013年12月9日(月) 20時10分

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8日、韓国の防空識別圏拡大について、中国の軍事専門家は中韓の大きな衝突にはつながらない、韓国の対応は日本を念頭に置いたものだと分析している。資料写真。

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2013年12月8日、中国広播網は、韓国の防空識別圏拡大は中韓の大きな衝突にはつながらないとの軍事専門家・尹卓(イン・ジュオ)少将のコメントを紹介した。

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韓国国防省は8日、防空識別圏の拡大を宣言した。韓国が自国領土と主張している離於島(中国名は蘇岩礁。日中は島嶼ではなく領海の起点にならない岩礁だと主張している)も防空識別圏に含まれることとなった。韓国の防空識別圏改定は策定から62年で初。

尹卓少将は中韓ともに防空識別圏は防御的措置であり、攻撃的な性格はないことを知っていると指摘。それゆえに中国の防空識別圏策定、韓国の防空識別圏拡大で生じた亀裂は交渉によって緩和、解決が可能との考えを示した。

また、中国国際問題研究所の楊希雨(ヤン・シーユー)研究員は、韓国の防空識別圏拡大は実は日本を念頭に置いたものだと指摘した。日本はこれまで2回にわたり防空識別圏を改定している。現在、中国の東シナ海防空識別圏について大々的に抗議しているのは、日本が再び防空識別圏を拡大するための地ならしに過ぎないと分析。それをよく理解している韓国が先手を打ったとの見方を示した。(翻訳・編集/KT)

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