変ぼうする中国の著作権意識、動画サイトが違法動画取り締まりへ―カナダ紙

Record China    2013年12月9日(月) 8時0分

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5日、カナダ紙トロント・サンは「中国の動画サイト、海賊版のたまり場から違法動画取り締まりサイトへ変ぼう」とする記事を掲載した。写真は中国の動画共有サイト。

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2013年12月5日、カナダ紙トロント・サンは「中国の動画サイト、海賊版のたまり場から違法動画取り締まりサイトへ変ぼう」とする記事を掲載した。7日付で環球時報が伝えた。

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かつて中国最大の動画サイトである優酷や土豆では、ハリウッド映画の海賊版や話題の韓ドラをたっぷり視聴することができた。だが現在では海賊版が有害無益だと認識されるようになったため、各サイト運営会社では毎年巨額のお金を出して合法的に動画の版権を買っている。

それだけにとどまらず、今ではサイト運営会社は社内に数十人の「ネット探偵」をかかえ、自ら海賊版動画を取り締まっているという。運営会社としては正規に購入した映画やドラマのもたらす広告収入を確保するとともに、海賊版をなくすことで海外メディア産業との関係を改善したいというねらいがある。

現在中国の主なサイト運営会社は海賊版を撲滅する意志を表明している。各社が権利侵害などで相互に訴訟を起こすケースなどが相次いだため会社が疲弊したうえ、視聴者や広告収入の減少など、海賊版による影響も深刻なためだ。ある動画サイトの代表者は「このまま海賊版を見逃せばわれわれの死活問題となる」と語った。(翻訳・編集/YM)

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