<大気汚染>中国政府が人工降雨に注目、有害スモッグ撃退法として―露メディア

Record China    2013年12月9日(月) 1時37分

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5日、ロシアのニュース専門局・RT(電子版)は、「有害スモッグで学校閉鎖、人工降雨で大気汚染と闘う中国政府」と題した記事を掲載した。写真は人工降雨ロケット。

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2013年12月5日、ロシアのニュース専門局・RT(電子版)は、「スモッグで学校閉鎖、人工降雨で大気汚染と闘う中国政府」と題した記事を掲載した。7日付で中国・環球時報が伝えた。

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5日、中国東部の都市では有害物質を含んだ濃霧が発生。江蘇省南京市では大気汚染指数が最悪レベルとなり、山東省青島市では小中学校や幼稚園が緊急閉鎖する事態となった。深刻な大気汚染が続く中国では、人工降雨が有効な解決策として急浮上している。

中国気象局の文書によると、国内各地の気象部門が人工降雨を用いて大気中の汚染物質を浄化することを15年から認可するという。中国は人工降雨プロジェクトを1950年代からスタートさせているが、今回あらためてその有効性を認めた形だ。

中国はこれまでにも北京五輪のような重大な国家イベントの際に、人工降雨を行っている。人工降雨は一定の気象条件下で実施されることから、濃霧の中では難しいとの声もある。中国政府は今年7月、1億7000万元(約28億7000万円)を投じた大気汚染対策計画を公表したが、人工降雨もそのなかに含まれているという。(翻訳・編集/本郷)

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