2013年12月4日、韓国・聯合ニュースによると、韓国漢陽大学の調査で、韓国の大学生が最も尊敬する韓国人は、男性が国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長、女性がフィギュアスケートの金妍児（キム・ヨナ）選手という結果となった。

【その他の写真】

調査は、漢陽大学経済学院の金在源（キム・ジェウォン）教授が267人の大学生を対象に行った。男性1位の潘事務総長は14．1％、女性1位のキム・ヨナは25．3％の得票率だった。

男性ではこのほか、サムスンの李健熙（イ・ゴンヒ）会長、サッカーの朴智星（パク・チソン）選手などの名前が挙がった。女性では、朴槿恵（パク・クネ）大統領、国連中央緊急対応基金（CERF）の韓飛野（ハン・ビヤ）委員、テレビ局MBCのアナウンサー金柱夏（キム・ジュハ）らが挙げられた。

最も尊敬する世界の人物では、男性はマイクロソフトのビル・ゲイツ氏が1位、オバマ米大統領が2位となり、女性は米テレビ局の司会者オプラ・ウィンフリー氏が1位に選ばれた。

金教授は「ここ10年間首位を守ってきたサムスンの李会長が、労働組合の結成を認めないなどのスキャンダルが暴露されて順位を下げた。女性は過去、ずっとニュースキャスターが選ばれており、キム・ヨナが選ばれたのは意外」と語った。また、「どんな職業の人物であれ、自分の領域で成功した人物が大学生の尊敬を集めている」とした。（翻訳・編集/北田）