韓国「帝国主義占領期被害者名簿」発見=「日本の悪行が新たに証明された」新たな賠償請求も―中国メディア

Record China    2013年11月22日(金) 11時33分

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19日、韓国政府は、日本による「帝国主義占領期」の被害者名簿3部を公開した。韓国メディアは、被害者が新たに公開された資料を根拠として訴訟を起こすことができるため、これをきっかけに再び日本に賠償請求する可能性が高いと伝えている。資料写真。

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2013年11月19日、韓国政府は、日本による「帝国主義占領期」の被害者名簿3部を公開した。韓国メディアは、被害者が新たに公開された資料を根拠として訴訟を起こすことができるため、これをきっかけに再び日本に賠償請求する可能性が高いと伝えている。21日付で環球網が伝えた。

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韓国政府は19日、「3・1独立運動犠牲者名簿」「関東大震災被害者名簿」「日本帝国主義時期被強制徴兵者名簿」を公開した。外交通商部の報道官は記者会見で、「帝国主義時代の日本の悪行が新たに証明された。日本はこの歴史を正しく認識するべきだ」と述べた。

名簿は合計67冊に上り、23万人を超える被害者の名前が記載されているという。これは、1952年の第一次日韓会談決裂後、韓国の李承晩(イ・スンマン)大統領が被害状況を証明するために調査、整理させたものだとされる。名簿は韓国の駐日大使館内に保管されていたが、今年6月の大使館移転時に発見されたという。

日本に対し新たに賠償を請求するかどうかについて、外交通商部は具体的な内容を検討した後に考慮するとしている。1965年に締結された『日韓請求権協定』には、3・1独立運動や関東大震災での被害者の賠償は含まれていない。

韓国紙・東亜日報は20日付の社説で、外交問題を解決するために、日本はまず歴史に向き合う勇気を見せるべきだと主張している。また、聯合ニュースは、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相の「日本は帝国主義の歴史を徹底的に反省し、被害国に真摯(しんし)に謝罪するべきだ」とのコメントを伝えている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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