台風フィリピン支援、米中が水面下で対立か―米メディア

Record China    2013年11月20日(水) 3時17分

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18日、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンへの支援問題で「米中両国が水面下で対立か」と題する記事を米国営放送ボイス・オブ・アメリカが掲載した。写真は四川大地震の救助活動。

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2013年11月18日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンへの支援問題で「米中両国が水面下で対立か」と題する記事を掲載した。

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日米両国はこのほど、フィリピンへの大規模な支援を表明した。中国は両国に対し「別の意図があるのではないか」と疑問を投げかけている。中国、台湾、香港はフィリピンど領有権問題などで対立している。しかし、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は「(人道支援に)国境はない。過去にこだわるな」と表明。中国、台湾、香港も支援を行っている。

米国とフィリピンの関係は強く、空母派遣を受け入れたのも当然だろう。一方、日本がフィリピン支援を1000万ドル(約10億円)から4000万ドル(約40億円)に上乗せしたことを受け、台湾の専門家は「国際関係や地域戦略を考慮したのではないか」と指摘している。

対外支援において、各国は人道支援を優先し、外交問題は棚上げすべきなのだろうか。今回の件で中国は、フィリピンとの関係改善だけでなく、ソフトパワーを世界に示す機会を失ったとはいえないだろうか。(翻訳・編集/AA)

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