四川料理と言えば麻婆豆腐!ルーツはあばたおばさんが作った豆腐料理?!

Record China    2013年11月16日(土) 11時0分

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15日、四川料理と言えば一番に思いうかぶのは麻婆豆腐。写真は絶品料理で知られる「中国料理 君ちゃん」(東京・神楽坂)の特製麻婆豆腐。

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2013年11月15日、寒さが厳しくなった今日このごろ、ポカポカになる辛い料理がむしょうに食べたくなる。韓国料理、タイ料理、インド料理など辛い料理はいくつもあるがその代表格はなんと言っても四川料理だ。

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四川料理と聞いて日本人が1番に思い浮かべるのは麻婆豆腐ではないだろうか?麻婆豆腐をご飯にかけて食べるとついつい「ごはんがススムくん」だ。東京・神楽坂にある「中国料理・君ちゃん」は特製麻婆豆腐が評判のお店である。張(ジャン)料理長は、「麻婆豆腐の風味は花椒によるもの。痺れるような辛さを持つ香辛料が食欲を増進させる」と話す。花椒は辛味を抑えるため日本では抜かれていることもあるが、本場の味を提供する張料理長の特製麻婆豆腐には欠かせない存在だ。

麻婆豆腐のルーツは四川省・成都の陳さんと言う人が作った豆腐料理だと言われている。陳さんの顔にはあばたがあり、皆にあばたのおばさん(陳麻婆)と呼ばれていた。その陳麻婆が作る豆腐料理で「陳麻婆豆腐」という名前で人々に知られるようになったのがはじまりである。日本では料理の鉄人として有名な陳建一の父、陳建民がNHKの料理番組で紹介したことから広く知られるようになった。

麻婆豆腐と言えば、「豆腐」、「豚ひき肉」、「唐辛子」などが主な材料だが、「豆腐」には動脈硬化防止に効果的な「タンパク質・リノール酸」、脂肪代謝にも効果がある「レシチン・βコングリシニン」、脳の老化・認知症予防にも有用な 「レシチン・コリン」、生活習慣病や老化防止に効果的な「サポニン」、骨粗鬆症、更年期障害の防止に有用な「イソフラボン」、糖尿病予防効果の高い「トリプシンインヒビタ」、ビフィズス菌を増やす 「オリゴ糖」、骨や歯の生成に欠かせない「カルシウム」、美肌効果のある「ビタミン類」などが含まれている。また「豚ひき肉」には「ビタミンB1」、「唐辛子」には「カプサイシン」などが含まれ栄養バランスも非常に良い。カプサイシンには発汗を促し新陳代謝を促進、食欲増進する効果もあり、これからの寒い季節にはもってこいのメニューだ。(撮影・編集/太田雅幸)

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