韓国政府、日本との軍事情報保護協定締結に難色=「日本は周辺諸国の信頼得るのが先」―韓国メディア

Record China    2013年11月14日(木) 16時32分

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13日、韓国と日本の防衛次官級会談がソウルで行われた。軍事情報保護協定の早期締結を望む日本に対し、韓国側が難色を示した。写真は韓国海軍の艦艇。

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2013年11月13日、韓国国防部の白承周(ペク・スンジュ)次官と日本の西正典防衛事務次官がソウルで会談した。両国の防衛次官級会談は2011年11月以来、2年ぶり。環球時報が14日付で伝えた。

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韓国・聯合ニュースは同日、両次官が、「日韓軍事情報包括保護協定」締結や日本の集団的自衛権問題、朝鮮半島と北東アジア情勢などについて意見交換したと報道。西事務次官が北朝鮮の核・ミサイル問題に対処するため同協定の早期締結を求めたのに対し、白次官は「国民的なコンセンサスづくりが先だ」と述べた。

韓国日報は、日本側が軍事情報包括保護協定の締結を求めたことに対する韓国国防部関係者の話として、「早期締結を望む日本に比べ、韓国側は機が熟すのを待った上で締結したい意向だ」と報じた。会談が予定の20分から44分に伸びたことについて、同関係者は「話し合うべき問題がたくさんあったため」と説明した。

白次官は「日本が集団的自衛権を行使し、朝鮮半島と韓国の安全に負の影響を及ぼすのを容認できない」とした上で、「日本の防衛政策論議は、平和憲法の精神を堅持し、地域の平和と安定に貢献し、歴史的真実を基にした反省がなければならない」と主張。「周辺諸国の懸念を減らすべく透明性を重視し、信頼を得るよう努力するのが先決だ」と強調した。(翻訳・編集/NY)

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