アシアナ航空、安全強化に日本人専門家を招聘=「客観的な安全管理に期待」―韓国

Record China    2013年11月11日(月) 17時56分

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10日、韓国のアシアナ航空が企業の安全管理態勢を強化するため日本から専門家を招くことを明らかにした。写真はアシアナ航空機。

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2013年11月10日、中国のポータルサイト・騰訊(テンセント)によれば、韓国のアシアナ航空は企業の安全管理態勢を強化するため、日本から専門家を招くと発表した。7月、同社旅客機は米サンフランシスコ空港で着陸に失敗する事故を起こし、安全管理に批判が集まっていた。

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招聘されたのはパイロット出身で全日空(ANA)の安全監査部長などを務めた山村明好(65)氏。最近では国際航空運送協会の安全審査官に就くなど、国際航空業界で最高水準の安全専門家と評価されている。山村氏はアシアナ航空の安全保安室室長を務めるほか、新設される副社長に就任する予定。12月1日に着任する。アシアナ航空にとって安全管理に外国人専門家を採用するのは1988年の創立以来、初となる。

アシアナ航空は「事故の予防と航空産業のリスク把握のため、最大限の努力を払う。国際的な事例を分析し、既存のアシアナ航空の安全態勢と融合させ、最適な安全管理システムを構築していく」としている。また、山村氏の専門的知識が十分発揮できるように全面的にサポートし、航空安全業務全般の質を向上させていくとしている。

韓国国土交通部の関係者は「外国人は企業内の利害関係がなく、客観的に安全管理を行うことができる。われわれは歓迎している」と評価している。(翻訳・編集/岡田)

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