「新・韓流ブーム」はバラエティー番組から、中国の大手テレビ局が版権取得―台湾メディア

Record China    2013年11月12日(火) 17時20分

拡大

10日、中国のテレビ界には現在、ドラマではなくバラエティー番組の韓流ブームが活況を見せている。大手局が続々と韓国のバラエティー番組の版権を買い付け、番組を制作し高視聴率をマークしている。写真は「パパ!どこ行くの? 」中国バージョン。

(1 / 2 枚)

2013年11月10日、中国のテレビ界には現在、ドラマではなくバラエティー番組の韓流ブームが活況を見せている。大手局が続々と韓国のバラエティー番組の版権を買い付け、番組を制作し高視聴率をマークしている。台湾の日刊紙・聯合報が伝えた。

その他の写真

中国で昨年から今年にかけて、社会現象を巻き起こしたのが歌手オーディション番組「中国好声音(ボイス・オブ・チャイナ)」。これはオランダの「ザ・ヴォイス」の版権を獲得し、制作されたものだ。海外番組の版権取得が続く中、現在の中国テレビ界を席巻しているのが韓国発のバラエティー番組だ。高視聴率で話題の湖南衛星テレビ「[父/巴][父/巴]去[口那]兒」は、MBC局「パパ!どこ行くの?」の中国版。四川衛星テレビの「両天一夜」はKBS局の「1泊2日」、重慶衛星テレビの「奇蹟夢工廠」はSBS局「 奇跡のオーディション」の版権を取得し、制作されたもの。貴州衛星テレビではtvN局の「The Romantic」を、湖南衛星テレビは同「花よりおじいさん」の中国版をそれぞれ来年放送予定。SBS局の人気番組 「ランニングマン」も、中国の大手衛星局が現在交渉中と伝えられる。

中国ではここ数年、人気タレントが特訓を重ね社交ダンスを披露したり、歌うまを競ったりと、タレントの素顔がのぞく番組が人気を博していた。韓国から版権を得たバラエティー番組の多くは、タレントの家族を登場させたり、プライベートに踏み込んだりして、視聴者の好奇心をさらにあおるもの。これが中国で受け入れられた大きな要因とされる。また、中国と韓国が文化面で非常に近いこと、欧米の番組より版権価格がはるかに安いことも、韓国バラエティーが大量流入してくる理由の一つとされている。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携