韓国の研究チームが新型コロナの抗体発見=韓国ネットは「ノーベル賞級だ」と称賛

Record China    2020年3月4日(水) 18時40分

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4日、韓国・聯合ニュースは、同国の研究グループが、新型コロナウイルスの抗体を発見したと伝えた。写真は韓国・大邱。

2020年3月4日、韓国・聯合ニュースは、同国の研究グループが、新型コロナウイルスの抗体を発見したと伝えた。

記事によると、韓国化学研究院CEVI(新型ウイルス)融合研究チームは同日、過去に同国で流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)とMERS(中東呼吸器症候群)の中和抗体が、新型コロナウイルスのスパイクたんぱく質に結合できると発表した。ワクチンを通じて抗原が注射されると、人体は免疫反応によって抗体を形成することになるが、このうち病原体を無力化することができる抗体を中和抗体と呼ぶ。

研究チームは、SARSの中和抗体2種類とMERSの中和抗体1種類が新型コロナウイルスのスパイクたんぱく質に結合させることができるという結果を導き出した。この結果は、新型コロナウイルスの治療用抗体とワクチンの開発に寄与するものと期待されるという。

これに、韓国のネットユーザーからは「研究チームの皆さん、本当にありがとう」「韓国人の団結力と危機克服能力を見せてくれた」「久しぶりに希望が持てる話題だ。頑張れ」「本当にいいニュースだ。コロナウイルスを退治しよう」「これはノーベル賞級の発見だ」などと、喜びのコメントが多く寄せられている。

また、「みんなが不安になっている。ワクチン開発を急いでほしい」「1日も早くこの事態が終息するといい」などといった声も上がっている。(翻訳・編集/関)

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