中国が周辺国との外交を加速=「外交部が見ている景色は日本には見えていない」―中国メディア

Record China    2013年10月22日(火) 15時11分

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22日、環球時報は、「中国外交部の視野は日本には見えていない」とする記事を掲載した。資料写真。

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2013年10月22日、環球時報は、「中国外交部の視野は日本には見えていない」とする記事を掲載した。以下はその概要。

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ロシアのメドベージェフ首相は21日、中国に到着した。22日に北京で中露首脳会談に出席したのち、安徽省合肥市で大学生と交流する。この訪中は、一連の経済貿易協力と国際問題において連携を深める狙いがあるものとみられている。

また、インドのシン首相とモンゴルのアルタンホヤグ首相も同時期に訪中を予定している。これは偶然だろうか。中国外交部は「日程の都合」と述べているが、この極めてまれな状況はさまざまな憶測を呼んだ。日本メディアは、日本や米国などが“中国包囲網”を敷いているなか、中国は周辺国との連携強化を急いでいると指摘した。

これに対し、中国国際問題の専門家・金燦栄(ジン・ツァンロン)氏は、「中国政府が新しい体制になってから、『まず外を固める』『友好的な関係を作ってから問題を解決する』という姿勢で外交に臨んでいる。日本メディアはこれを“中国包囲網”に対抗するものだと考えているが、中国の外交を少し甘く見ているようだ。中国が進める新しい思想は、より大きな枠組みで米国の同盟国を巻き込んでいくもの。中国外交部が見ている景色は日本には見えていない」と指摘している。(翻訳・編集/北田

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