2013年10月10日、韓国紙・中央日報によると、韓国警察庁は韓国民主党議員が国会に提出した資料に基づき、韓国で13年上半期（1−6月）に盗撮された女性被害者は2132人に上ったと発表した。1日12人が盗撮被害に遭っている計算になる。11日付で国際在線が伝えた。

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08年から13年6月までの期間に、ソウル市内で盗撮事件が最も多く発生した地域は中区（895件）で、江南区（433件）、瑞草区（308件）がこれに続いた。特にソウル市内の地下鉄駅は「盗撮の聖地」とさえ称されているという。

盗撮が増加した原因について、韓国京畿大学校犯罪心理学科の李水晶（イ・スジョン）教授は「写真撮影が簡単にできるスマートフォンの普及が盗撮の増加を引き起こしている」と分析している。

なお、韓国の「性暴力犯罪特例法」では、盗撮の犯罪者は5年以下の拘禁刑あるいは1000万ウォン（約92万円）以下の罰金と定められている。（翻訳・編集/HA）