馬英九前国民党党首、独自の大陸政策を語る―台湾

Record China    2007年5月7日(月) 8時24分

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2007年5月6日、大陸からの観光客が激減した観光地、日月潭を訪れた馬英九前国民党党首は、民進党の大陸政策のせいで台湾の観光業界は大打撃を受けているとし、独自の政策を打ちだした。

2007年5月6日、馬英九(マー・インジュウ)前国民党党首は前日、有名な観光地日月潭を視察。大陸からの観光客が激減し困り果てている遊覧船の船着場で、現地の人々から苦しい観光地の実情を聞いた。

民進党陳水扁総統は、台中間の旅行を「国と国」との旅行と定義づけたため、中国側はこれに反発、台湾を訪れる観光客は激減。台湾有数の観光地日月潭も例外ではなかった。

馬英九氏は独自の大陸観光客開放政策を主張。これによると、初期の段階で1日平均3000人の大陸からの観光客を受け入れ、1年間で100万人を目標とし、最終的には年間300万人の観光客を呼び込むとしている。

馬氏はさらに25人観光客が増えると1人の台湾人の雇用が増える計算になるため、年間100万人では4万人の雇用が増え、300万人では12万人の雇用を確保することになり、台湾全体の失業率も3%下降することになると力説した。

この馬氏の政策を聞いた台湾観光業界は、早くも来年の総統選挙では国民党馬英九氏の当選を願う声が上がっている。(翻訳/編集本郷智子)

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