タイ王宮の塀に登って「はい、チーズ」=中国人観光客の傍若無人ぶりに現地市民もあきれ顔―中国メディア

Record China    2013年10月3日(木) 19時18分

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1日、南方都市報(電子版)によると、ここ数年、中国人観光客が急増しているタイでは、観光客の自分勝手なマナー違反行為が問題となっているという。写真はタイの王宮。

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2013年10月1日、南方都市報(電子版)によると、ここ数年、中国人観光客が急増しているタイでは、観光客の自分勝手なマナー違反行為が問題となっているという。

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2012年にタイを訪れた中国本土からの観光客は延べ281万7000人で、2011年に比べ110万人余り増加。香港、台湾、マカオからの観光客も含めると延べ370万人に上り、1日平均1万人以上の華人がタイを訪れている計算になる。中国はタイにとって最大の観光客送出国だ。2013年1〜8月で、すでに延べ322万人の中国人観光客がタイを訪れており、年間で400万人を突破することは確実だとみられている。

今年、タイの国家観光局が発表した調査報告書によると、タイ国民が最も嫌う中国人観光客の行為は「大声で話す」「公共の場で言い争いをする」だった。タイは仏教国であり、至る所に寺院がある。現地ガイドは観光客に対し、袖なしや露出の多い服装で寺院の境内に入ってはならず、参拝の際は靴を脱ぎ、写真撮影も禁止だと説明するが、これを無視する中国人観光客の姿を毎日のように見かける。

中国人は高い所に登って写真を撮るのを好むようだ。タイ王宮の周囲には低い塀が建てられており、「塀の上に座る、立つ、寝そべるなどの行為禁止」という注意書きがあちこちに設置されている。しかし、中年の中国人女性は警備員の注意をまったく気にすることなく、塀の上に子供を座らせて記念写真を撮っていた。

公共の場所で騒ぐ、列に並ばない、不衛生というのも、タイ国民が抱く中国人観光客のイメージだ。中国では10月1日付で「旅行法」が施行されたばかりだが、タイ国民はこれにより中国人観光客のマナーが向上するのを期待している。(翻訳・編集/本郷)

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