北京市、大気汚染の深刻な「煙霧日」が9月は15日も=他の北部地域でも日数増える―中国

Record China    2013年9月30日(月) 13時20分

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30日、中国北京市では大気汚染が深刻化し、9月に微小粒子状物質PM2.5などが基準値を超える大気汚染が観測された「煙霧日」が15日に達したことが明らかとなった。写真は同日の北京。

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2013年9月30日、中国北京市では大気汚染が深刻化し、9月に微小粒子状物質PM2.5などが基準値を超える大気汚染が観測された「煙霧日」が15日に達したことが明らかとなった。新京報が伝えた。

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29日午前の時点で、市内の全観測地点の約6割にあたる21カ所で6段階の汚染指数で最悪レベルの「深刻な汚染」が観測された。市当局では警告を発令して戸外での活動自粛や外出の際のマスク着用を呼び掛けている。

今回の重度の大気汚染は北京だけではなく中国北部全体に及んでいる。中国気象局によれば、9月以来に北京市、天津市、河北東部・南部、山西省、河南省、山東省などの地域で煙霧が発生したのは5日以上を数え、例年同期より偏って多いという。また、北京南郊観象台によれば、今月北京で煙霧が発生したのは15日に達したが、これは例年の3.6日に比べて11.4日も多いことが判明した。

北京市環境保護観測センターによると、この大気汚染は30日まで続く。北京市気象台では10月1日の午後に北風が吹く影響で大気が一変し、好転して青空が広がるとの見通しを発表している。(翻訳・編集/碧海)

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