上海周辺で偽日本酒が流通、中身は安価な中国酒、高級ホテルも被害―中国

Record China    2013年9月26日(木) 13時40分

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25日、日本の清酒や酢の偽物が中国の日本料理店や高級ホテルに販売されていたことが明らかになった。被害額は約480万円にも上る。資料写真。

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2013年9月25日、東方網によると、中国で高級輸入酒として扱われている日本の清酒や日本から輸入した白菊酢の偽物が中国の日本料理店や高級ホテルに販売されていたことが明らかになった。被害額は30万元(約480万円)にも上り、上海市金山区検察院は日本製食品の偽造事件として起訴した。

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2013年1月、金山区公安部門は青浦区で日本製食品の偽造が行われている民家を摘発し、容疑者5人を逮捕した。大量の日本酒や日本酢の空き瓶、ラベルのほか、原料となる酒、瓶の栓をする機械などを押収した。

日本酒として売られていた偽造酒は中身に中国の老白酒が使われ、白菊酢にはやはり中国の安価な白酢が使われ、水道水で薄めるなどして製造していた。偽造された日本酒銘柄は「日本盛」や「菊正宗」、「久保田」、「男山」、「月桂冠」、「花友」など多岐に及んだ。そのほか、玄米茶やそばなどの偽造品も製造されていた。

上海市内だけでなく周辺の省でも販売され、多数の日本料理店が被害に遭った。(翻訳・編集/岡田)

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