10月大型連休中に米国で不動産を買いあさる中国人が増加―シンガポールメディア

Record China    2013年9月21日(土) 17時20分

拡大

19日、香港メディアの報道によると、このところ裕福な中国人の多くが世界各国、中でもとりわけ米国での不動産物件探しを始めているという。

(1 / 3 枚)

2013年9月19日、香港メディアの報道によると、このところ裕福な中国人の多くが世界各国、とりわけ米国での不動産物件探しを始めているという。これは賢い不動産仲介業者にとって、中国の買い手とつながる一大チャンスである。聯合早報網が伝えた。

その他の写真

米経済誌「フォーブス」17日付の報道によると、海外での不動産購入や投資を専門に取り扱うウェブサイト「居外海外房産網」のCEOであるアドリュー・タイラー氏は「中国人の顧客が物件を見学したいと訪ねて来れば、目の前の仕事を全て放り出してでも案内する。滞在時間が限られているため、中国人の顧客が帰国する前に満足できる物件を見つけてあげることが自分たちの利益につながる」と話す。

参考消息網19日付の報道によると、中国人は今やアメリカ不動産市場の最大の海外顧客である。中国招商銀行と米投資ファンド・ベインキャピタルのデータによると、彼らのような中国人の買い手が保有する投資資産の総額は13兆1000億ドルに上る。このうち約6550億ドルが海外の不動産市場に投資される見通しだ。また、「居外海外房産網」によると、海外で物件探しをしている中産階級の中国人はおよそ6000万人に上る。中国では10月1日から大型連休が始まるが、連休前2週間の同サイトでの物件検索数は66%増加した。「お金に余裕がある」中国人は今、世界中で購入物件を探し始めている。中でも最優先はアメリカであり、カリフォルニア州、ニューヨークのクイーンズ区で物件を見繕っている人が多いようだ。

SNSサイト「Affinity China」は来月、裕福な中国人をハワイに招待し、アメリカで夢のマイホームを購入するためのイベントを開催する予定である。サイトの創始者は「イベントではハワイの不動産市場の現状を紹介し、おすすめ物件を案内する予定だ。実際に物件を見学してもらいながら、不動産仲介業者と購入に向けた具体的なタイムテーブルを決めることができる」と話す。

間近に迫る10月1日からの大型連休を、米国の不動産仲介業者との相談に活用する中国人は少なくないようだ。(翻訳・編集/XC)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携