韓国の農水産品輸出先、中国が第2位に=1位の日本を上回る可能性も―韓国メディア

Record China    2013年9月19日(木) 17時43分

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18日、中国商務部ウェブサイトによると、韓国の聯合ニュースは8月22日、韓国の農水産品の対中輸出額が2008年から2012年にかけて137%増加していることを韓国産業通商資源部が明らかにしたと伝えた。

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2013年9月18日、中国商務部ウェブサイトによると、韓国の聯合ニュースは8月22日、韓国の農水産品の対中輸出額が2008年の5億3900万ドル(約530億円)から2012年には12億7800万ドル(約1260億円)に急増していることを韓国産業通商資源部が明らかにしたと伝えた。

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最近の5年間、韓国の農水産品の対中輸出は年平均で28%増加しており、2020年には対中輸出額が対日輸出額を上回り、中国が最大の輸出先国になると予想されている。2012年の対日輸出額は23億8900万ドル(約2350億円)だった。専門家の分析によると、中国で中産階級が増加したことに加え、韓流ブームの影響力や韓国製品の品質の良さ、手頃な価格など複数の要因により、中国人の韓国食品に対する注目が高まっているという。

2012年の品目別輸出額では、飲用水を含めた飲料の輸出が最も大きな比重を占め、輸出額は5000万ドル(約49億2000万円)に上った。そのほか、スルメイカが4000万ドル(約39億3000万円)、ニンジンが3200万ドル(約31億5000万円)、クリが2600万ドル(約25億6000万円)、ユズ茶が1800万ドル(約17億7000万円)となっている。韓流ドラマの影響から乳製品やスナック菓子の需要も高まっており、牛乳は2010年には500万ドル(約4億9000万円)だったが2012年には3800万ドル(約37億4000万円)に急増しており、粉ミルクやパン、ビスケット、海苔なども人気が高い。

また、22日には、韓国製品の対中輸出を拡大させる目的で、韓国産業通商資源部と農林畜産食品部が韓国貿易協会、韓国農水産食品流通公社とともにソウルで「対中農水産食品輸出商談会」を開催。中国の流通企業36社から56人のバイヤーが出席し、韓国の90社余りの企業と商談を行った。貿易協会の推計によると、この場で300件を超える総額2000万ドル(約19億7000万円)の契約が結ばれたという。(翻訳・編集/岡田)

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