“日本兵専門役者”は卒業、矢野浩二さんが最新映画「最佳嫌疑人」で新境地―中国

Record China    2013年9月19日(木) 8時14分

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17日、中国新聞網が報じたところによると、撮影中の中国映画「最佳嫌疑人」の出演者らに取材が行われ、中国で活躍する俳優・矢野浩二さんもインタビューに応じた。

2013年9月17日、中国新聞網が報じたところによると、撮影中の中国映画「最佳嫌疑人」の出演者らに取材が行われ、中国で活躍する俳優・矢野浩二さんもインタビューに応じた。

2001年に北京に渡った当時、矢野さんはまだ無名の役者だった。しかし、そこからコツコツと努力を積み重ね、約12年の間に数々の中国ドラマに出演。印象深い日本兵の役が多かったため、「日本兵専門役者」とさえ呼ばれるようになった。しかし、日本兵役だけでは決して満足しなかった彼は新たな分野の開拓にも力を注ぎ、さまざまな役柄をこなしてきた。「最佳嫌疑人」では、ユーモアある一面をいかんなく発揮している。

日本人女性の助手を演じる矢野さんの役名は、本名と同じ「浩二」。「とても劇的でおもしろい」と矢野さん。「この役はこれまでに演じたことのある役と全く違い、とてもユーモラス。脚本をもらってから監督と何度も話し合い、自分の意見も加味してもらった。監督も認めてくれ、改善の余地がまだまだあるため、人物のイメージもどんどん膨らむ」と語った。

一方、日中間の問題に関しては「互いの理解が不十分なために多くの問題が存在している」との見方を示した。「二国間の民間交流活動によく参加している。両国のかけ橋になり、両国の国民に積極的に情報を伝え、相互理解を深めたい。今年4月に重慶市のある大学で開催された日中交流の講座には、500人以上が参加して会場は満席になった。この活動の発展を信じている」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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