米専門家「日韓より日中関係が改善に望み」=尖閣・靖国が鍵―中国紙

Record China    2013年9月18日(水) 7時32分

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17日、環球時報(電子版)は、米専門家の話として「日韓関係より日中関係の方が改善の見通しは大きい」とする記事を掲載した。

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2013年9月17日、環球時報(電子版)は、米専門家の話として「日韓関係より日中関係の方が改善の見通しは大きい」とする記事を掲載した。以下はその概要。

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中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と日本の安倍晋三首相は6日、ロシアのサンクトペテルブルグで開かれた20カ国・地域(G20)首脳による全体会合の直前、短い会話を交わし、日中関係改善への期待を匂わせた。しかし、香港中評社によると、米シンクタンクの戦略国際問題研究所副主席でアジア安全問題専門家のマイケル・グリーン氏は「日中の政治、外交関係は途上段階にあるが、尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる緊張は高まっている」と指摘する。

日本問題専門家としても知られるグリーン氏は、日中問題改善に取り組む日本政府関係者と接触し、日韓関係に比べれば改善の望みはあるとみている。韓国の政治状況はより複雑だからだ。同氏は日中の政治、外交関係は悪化していないものの、尖閣問題いかんでは緊張が高まる可能性もあると予測する。

10月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合を控えているものの、靖国神社では秋の祭祀が近く行われる。専門家の中には「安倍首相が参拝するか否かが日中関係の先行きを左右し、日中首脳会談が開催されるかの条件になる」とみている。(翻訳・編集/AA)

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