2013年9月15日、韓国の野党・民主党のパク・ホングン議員は日本の歴史教科書14種類について「韓国の歴史を歪曲するものだ」との抗議を表明した。韓国メディアの報道を引用して環球時報（電子版）が伝えた。

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報道によれば、日本のある高校教科書には「日本が百済に勝って百済を制圧した」との記述があった。また、その他の教科書にも「百済の義慈王がクーデターによって政権を掌握した」、「日本は統一新羅と渤海（698‐926年）を属国と見なしていた」などの記述が幾度も登場する。（編集部注：義慈王は百済最後の王。在位641年‐660年）

このほか、別の教科書には「若い女性も工場などの場所で労役に服し、戦争中には相互に協力した」との記述があることから、朴議員はこれらを「慰安婦が存在した事実を隠ぺいするものだ」として強く抗議している。(翻訳・編集/碧海)