2013年9月10日、中国の女優チャン・ツィイー（章子怡）の主演＆プロデュース2作品目となる映画「非常幸運」のプレミア上映会が、北京市で行われた。騰訊娯楽網が伝えた。

2009年の映画「ソフィーの復讐」で、本格コメディと映画プロデュースに挑んだツィイー。その第2弾にあたる「非常幸運」は、中国で今月17日から公開予定となっている。今作の相手役には、台湾の人気アーティストのワン・リーホン（王力宏）を迎えている。

10日に北京で行われたプレミアには、ツィイーとリーホンの主演2人がそろって登場。自称“リーホンフェチ”というツィイーによると、彼への思い入れが強すぎて、彼をいかにカッコよく見せるかにこだわったという。国際派女優と人気ミュージシャンの2人はこれまで仕事上での接点は一切なく、これが初タッグとなった。しかし、以前にツィイーが出演したアン・リー（李安）監督の映画「グリーン・デスティニー」の撮影現場をリーホンが訪れ、その時に意気投合して以来の友人関係だという。いつかは一緒に仕事をしたいと思っていたが、リーホンは「まさか13年も待たされるとは思わなかった」という。

ツィイーと言えば、2010年に米国人富豪と破局後、2012年夏には中国国営テレビの人気キャスター・撒貝寧（サー・ベイニン）との交際の話題が浮上している。本人の口から交際宣言はされないものの、2人きりのタイ旅行やデート、ツィイーの兄一家と出かける姿などがキャッチされ、すでに公然の秘密といった関係だ。

その2人について最近、破局説が流れている。最大の原因はツィイーの母が反対していることで、2人の“格差”が大きすぎることを懸念したものだとされる。この日も破局について質問が投げかけられたが、ツィイーの口からは何も語られていない。（翻訳・編集/Mathilda）