宮崎駿監督引退を惜しむ声、「100回見ても飽きない、子供時代の大切な思い出」―中国版ツイッター

Record China    2013年9月2日(月) 14時1分

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1日、数々の長編アニメ作品が世界的な評価を受けてきた宮崎駿監督が、引退することがわかった。多くの作品が愛されてきた中国語圏でも、このニュースは大々的に報じられている。

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2013年9月1日、数々の長編アニメ作品が世界的な評価を受けてきた宮崎駿監督が、引退することがわかった。開催中のベネチア国際映画祭でスタジオジブリの星野康二社長が発表したもので、ロイター通信やAFP通信など、世界の大手主要メディアもこれを取り上げている。

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宮崎監督の最新作「風立ちぬ」は公開から6週連続で観客動員数1位を記録しており、興行収入は80億円を突破したという快挙の矢先のニュース。

1979年、「ルパン三世 カリオストロの城」で初の劇場用アニメ監督としてデビュー。1985年にスタジオジブリを設立し、多くの名作を世に送り出してきた。そんな宮崎監督は過去にも何度か引退の意思を口にしてきた。1997年、「もののけ姫」の完成報告会見や2001年の「千と千尋の神隠し」の試写会でこうした主旨の発言をしてきたが、いずれも後に撤回している。しかしながら、今回の発表は国際的舞台でのものであり、今度こそ引退は現実のものとなる可能性が濃厚だ。

「龍猫(となりのトトロ)」「神隠少女(千と千尋の神隠し)」「崖上的波[女丑](崖の上のポニョ)」多くの作品が愛されてきた中国語圏でも、このニュースは大々的に報じられている。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでは、監督の引退を惜しむ声が朝から殺到している。以下、寄せられた投稿の一部。

「巨匠!」

「辞めないで…宮崎先生がくれたたくさんの感動、忘れません」

「引退しないで。まだ見足りないです」

「たくさんのすばらしい作品を世に送り出してくださり、ありがとうございます。笑い、感動し、考えさせられました」

「監督の作品がなければ、人生の楽しみがひとつ減ります」

「『千と千尋』は100回見ても飽きない。子供時代の大切な思い出です」

「朝イチバンでニュースを見た瞬間、がっくりしたよ…でも、宮崎先生にはゆっくり休んでいただきたいです」

「引退してもそれが創作活動の終わりではないです。これでお別れにしないでください」

「一つの時代が終わりましたね」

「宮崎監督には後継者がいるのだろうか?」

「これからはこんなにもクオリティーの高いアニメ作品を見られるかな?」

「とても残念ですが、監督の今後の健康と幸せをお祈りいたします」(翻訳・編集/愛玉)

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