スマートフォン中毒?睡眠中の無意識のメール送信が増加―英紙

Record China    2013年8月27日(火) 21時20分

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23日、睡眠中に無意識に携帯電話を操作し、メールを送信してしまうケースが増加している。

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2013年8月23日、英紙デイリー・メールによると、睡眠中に無意識に携帯電話を操作し、メールを送信してしまうケースが増加している。こうした行為は思わぬトラブルを引き起こす可能性があるだけでなく、良質でない睡眠が健康に影響する恐れもあるという。26日付で参考消息(電子版)が伝えた。

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23歳のミーガンさんは「寝ている時に家族と友達にメールを送信したらしいが、まったく覚えていない」と話した。熟睡中の深夜3−4時ごろにメールを送信した記録が残っていて、朝になって初めて気がつくことがよくあり、内容は適当に文字をいくつか打っただけのものが多いという。

睡眠に関する専門家・EOS睡眠治療所のジョシュ・ウェーバー博士は、「睡眠中のメール送信は後で後悔する可能性が高いだけでなく、睡眠の質に影響し、健康の問題を引き起こす可能性もある」と警告する。

また、ローラさんも睡眠中にメールを送信した経験があると語る。夜中にトイレに起き、水を飲んだりして意識がはっきりしていない状態の中でメールを送信し、翌朝初めて思い出すことが多い。ただ、ミーガンさんと違って、ローラさんのメールは意味を持った内容になっているため、「もしも仕事上のお客さんに変なメールを送信してしまったら…」と心配している。

こうした状況を防止するため、ウェーバー博士は「携帯電話をベットから離れた場所、最も良いのは寝室以外の場所に置いて寝ること」を勧める。これにより、無意識の中でのメール送信を予防できるだけでなく、睡眠の質の改善にも役立つと話した。また、少なくとも眠る1時間前までにすべての電子デバイスのスイッチを切ることで、質の高い睡眠を得られる可能性が高まると指摘している。(翻訳・編集/HA)

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