2013年8月21日、香港のアクション俳優ドニー・イェン（甄子丹）が、元プロボクサーのマイク・タイソンに次回作に出演するようラブコールを送っていることがわかった。中国経済網が伝えた。

元ヘビー級の世界最強ボクサーと言われたマイク・タイソンは今月20日、“中国版ツイッター”と呼ばれる「新浪微博（Sina Weibo）」にアカウントを開設したばかり。ここで「中国で最も強い人は？」と問いかけると、フォロワーたちが推薦したのがドニー・イェンだった。このやりとりがドニーのページにリツイートされ、「ぜひ次作の『特殊身[イ分]2』に出てほしい！」と、ラブコールを返している。

ドニーがプロデュースする最新主演作「特殊身[イ分]（Special ID）」は、今年10月に公開予定。海外への版権の売れ行きも好調で、すでに続編製作に向けて動いている。ドニーがタイソン出演を呼びかけたのは、この続編について。「『特殊身[イ分]』のプロモーションにもに参加して、続編に出てほしい」と、かなり具体的にオファーしている。

タイソンが中国版ツイッターをはじめたのは、中国への出稼ぎ目的だけでなく、中国語映画に出演意欲を燃やしているからと言われる。ドニーとタイソンの戦いの火花に期待する人も多いが、ネットユーザーからは「耳に気をつけろ！」「耳に保険をかけておいたほうがいいよ」と、“耳噛み切り事件”に絡めたドニーへの忠告も聞かれている。(翻訳・編集/Mathilda)