馬英九総統が経由地のニューヨークで報道制限、中国政府の不満恐れて記者を観光に招待―台湾

Record China    2013年8月13日(火) 11時40分

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12日、中南米の友好国を歴訪中の台湾の馬英九総統は、経由地のニューヨークで記者団の同行を避けるため、彼らに観光するよう手配したという。写真は馬総統。

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2013年8月12日、台湾・中時電子報によると、中南米の友好国を歴訪中の台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は、経由地のニューヨークで記者団の同行を避けるため、彼らに現地での観光を手配した。米国の現地メディアやごく少数の台湾メディアの在米特派員のみに取材同行を許可している。新華社が伝えた。

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米国滞在中の様子が大々的に報じられると、中国政府の反感を招く恐れがある。ニューヨークと同じく経由地のロサンゼルスでも台湾総統府は記者団に対し、在米中は馬総統の行動に関する記事を配信しないよう要求した。こうした報道規制に対し、各メディアは強く反発している。

馬総統の対米外交は「控え目、ノートラブル」の原則を徹底しており、今回の報道制限もそれに関連するもの。同時に、総統府ニューヨーク事務所は、記者団を対象にした市外への日帰り旅行やショッピングを企画して対応した。現地メディアや特派員だけを優遇する総統府の方針に、台湾メディアは不満の声を上げている。(翻訳・編集/本郷)

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