徴兵男性への虐待死事件、台北市で10万規模デモ発生=著名歌手らも参加―台湾

Record China    2013年8月6日(火) 13時40分

拡大

3日、台湾軍の徴兵男性が軍内部での虐待で死亡したとされる事件を受け、台北市内で10万人以上が集まる大規模な抗議デモが発生。人気歌手や映画監督らもデモに参加し、著名人からも非難の声が上がっている。写真は歌手のマギー・ジャン。

2013年8月3日、台湾軍の徴兵男性が軍内部での虐待で死亡したとされる事件を受け、台北市内で10万人以上が集まる大規模な抗議デモが発生。人気歌手や映画監督らもデモに参加し、著名人からも非難の声が上がっている。中国時報が伝えた。

現在、台湾社会を最も騒がせているのが、懲役兵だった24歳の男性・洪仲丘(ホン・チョンチュー)さんへの虐待疑惑および死亡事件だ。成人男性への徴兵義務がある台湾で、洪さんは陸軍六軍団装甲542旅団に配属されていた。しかし、基地内にスマートフォンを持ち込んだことへの懲罰として、虐待とも見られる特別訓練を強制されたことで急死したと報道されている。

同事件では、虐待に関わったと思われる副旅団長を含む12人が送検されている。さらに、一般社会に対し謝罪を行った高華柱(ガオ・ホアチュー)国防部長を辞任へと追い込んでいる。なお、洪さんの死亡は、1年間の徴兵が終了するわずか3日前のことだった。

3日、徹底した真相究明と軍部および政府の真摯な態度を求める人たちが、台北市内の総統府近くに集まり10万人規模の巨大デモが行われた。同日、台湾各地で同様のデモが行われ、約25万人が参加している。台北市でのデモには、女性歌手のマギー・ジャン(江美[王其])、映画監督のウー・ニエンジェン(呉念真)らが参加。洪さんの潔白を証明するよう訴えた。

台湾の著名タレントらも、次々にデモ支持の声を上げている。女優のバービィー・スー(徐熙媛)は「真相を公表することが、なぜそんなに難しいの?民主主義が後退することで、社会に対して良いことでもある?」と、ミニブログ内で抗議。著名司会者のツァイ・カンヨン(蔡康永)やタオ・ジンイン(陶晶瑩)、女性歌手のチアー・チェン(陳綺貞)、人気ロックバンド・メイデイ五月天)のアシン(阿信)らが、「一致団結して真相究明しよう」とフェイスブックなどを通じて社会に呼びかけている。(翻訳・編集/Mathilda)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携