外国人留学生の8割が日本での就職に不安、中韓留学生は外交関係悪化に苦悩―華字紙

Record China    2013年8月3日(土) 11時40分

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1日、日本で学ぶ外国人留学生の8割が日本での就職について「不安だ」と感じていることが分かった。特に中国と韓国の留学生は日本との外交関係の悪化から、日本で働くことに強い不安を抱いている。資料写真。

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2013年8月1日、日本で学ぶ外国人留学生の8割が日本での就職を「不安だ」と感じており、なかでも中国と韓国の留学生は日本との外交関係の悪化から、就職に強い不安を抱いていることが分かった。日本新華僑報が伝えた。

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日本の就職情報会社が2014年3月に大学を卒業する外国人留学生を対象に、現時点での就職活動状況についてインターネットを実施したところ、325人から有効回答を得た。日本での就職で心配な点については、「職場での人間関係」が44.4%で最多。「顧客への対応」などの自身の能力についてが33.4%だった。また、中国と韓国からの留学生の多くが「祖国と日本との関係悪化」と答え、その割合も39.1%に達している。

就職活動については、28.6%が「非常に厳しい」、51.7%が「まあまあ厳しい」と答えており、厳しいとの見方が8割に上った。雇用制度については、41.2%が「退職するまで1つの企業に勤めたい」と答えた。一方で、「1つの企業にとらわれず、自分にふさわしい仕事を探し続ける」が31.4%、「いずれは独立・起業したい」が23.7%だった。

就職を希望する企業については、「業界トップクラスの企業」が21.8%、「大企業」が28.3%と、半数が一流企業を目指していると判明した。しかし、企業へのエントリー数は日本人学生が1人当たり平均74.2社なのに対し、外国人留学生はその半分の平均34.8社だった。

企業に評価してもらいたい自分の長所については、「異なる文化への対応力」が最も多く49.8%、「語学力」が43.4%、「団結力」が40.3%となっている。(翻訳・編集/本郷)

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