農村に天安門そっくりの建造物が出現!一体何のために作られたの?―遼寧省葫芦島市

Record China    2013年7月31日(水) 8時40分

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27日、中国・遼寧省のある県に、北京の天安門にそっくりの建造物が出現した。インターネットに投稿された写真を通じて注目が集まったが、建造された経緯について詳細が分からず、ネットユーザーたちからの意見は概して冷ややかだ。

2013年7月27日、中国・遼寧省葫芦島市綏中県に北京の天安門にそっくりの建造物が出現した。遼瀋晩報が伝えた。

記者が近隣の人に道を尋ねながら現場にたどり着くと、規模ははるかに小さいが、確かに北京の天安門そっくりの赤レンガ色の建物が目の前に現れた。正門両側の壁面には「天大地大不如人大、自力更生奮発図強(天地は大きくて広いが、人の大きさには及ばない。自力更生で奮い立ち、国家の富強を図ろう)」と白抜きで書かれていた。

この天安門そっくりの建造物はネットユーザーが投稿した写真を通じて認知され、人々の注目を集めているが、寄せられる反応は概して冷ややかだ。「村の委員会か役所の建物なんじゃないの?」「地方の役人は1日中暇でやることがないから、これも新しい趣向の1つなんだろう」「金の無駄遣いだ。もっと正しいことをして、庶民の生活のために金を使え。担当者の責任を追及しろ!」

現地取材によれば、この建物は地元の不動産開発業者が投資し、ホテルとレストランとして建造したという。すでに7月に開業していて、利用客も見受けられた。この中国の象徴とも言うべき天安門を模倣した建物が果たしてホテルとして「ふさわしい」かどうかについて、記者は関係機関に取材を申し入れているという。(翻訳・編集/碧海)

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