八牧浩行 2019年9月27日(金) 8時40分
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2019年10月1日の中国建国70周年を前に、これを記念する各種イベントが9月下旬に日本でも開催された。「チャイナフェスティバル2019」には20万人以上が来場。華僑・華人を中心とした記念祝賀会も大きな盛り上がりを見せた。写真は記念祝賀会風景。
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2019年10月1日の中国建国70周年を前に、これを記念する各種イベントが9月下旬に日本でも開催された。「チャイナフェスティバル2019」には20万人以上が来場、多くの参加者は「おもいっきり中国」を楽しんだほか、華僑・華人を中心とした記念祝賀会も大きな盛り上がりを見せた。
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日本華僑華人連合会が主催する「中国建国70周年記念祝賀会」が9月22日、東京都内のホテルで開催された。日本在住の華僑・華人や日本の関係者1000人以上が出席。孔鉉佑・駐日中国大使、顔安全・日本華僑華人連合会名誉会長、福田康夫・元首相らが「日中の協力で両国と東アジア地域のさらなる発展を期したい」などと挨拶。鳩山由紀夫・元首相の乾杯の発声による鏡割りの後、演奏や合唱などパフォーマンスが盛り沢山。出席者は実演を楽しんだ。
中国文化の紹介を通じた日中交流イベント、「チャイナフェスティバル2019」が9月21~22日に東京・代々木公園で開催された。建国70周年を記念し、中華料理の出店や文化展示や日中両国のアーティストによるステージ・パフォーマンスを行った。
実行委員長の孔鉉佑・駐日中国大使は「両国国民の相互交流と理解増進のためのプラットホームになる」と強調。このイベントの最高顧問を務める福田康夫元首相は「国民同士が良い関係を築けば、政治もより良い方向に変わる。特に青少年の民間交流は重要だ」と述べ、日中のさらなる交流促進に期待を示した。
若者や家族連れなど2日間で約20万人が来場「おもいっきり中国」を楽しんだ。今回のフェスティバルでは、中国の人気歌手Alan、Aminや日本のアーティスト、サンプラザ中野くんら日中両国の芸能人多数が出演した。代々木公園会場内の100店のブースやメインステージ、サテライトステージでは多彩な中国を体感できる。「炎の激辛中華G1 グランプリ」「みんな大好きパンダハウス」「日中友好スリッパ卓球大会など」など人気のイベントが人気を博していた。
今年は「日中青少年交流推進年」に当たるため、日中の学生がインターネットのテレビ電話で意見交換。日中青少年交流推進年日中交流ブースで、チャイナフェスティバル会場の代々木公園と在上海日本国領事館とリアルタイムで繋ぎ、日中の学生交流が行われた。日中両国の若者3万人を5年間で相互交流させるプロジェクトを計画している。(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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