「紅いコーリャン」がドラマ化決定、「宮廷の諍い女」鄭暁龍監督を起用―中国

Record China    2013年7月18日(木) 15時40分

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17日、中国のノーベル文学賞作家・莫言氏の代表作の1つ、「紅いコーリャン」のドラマ化が決定した。ドラマのヒットメーカー・鄭暁龍監督がメガホンを執ることになった。写真は作家の莫言氏。

2013年7月17日、中国のノーベル文学賞作家・莫言(モーイエン)氏の代表作の1つ、「紅いコーリャン」のドラマ化が決定した。ドラマのヒットメーカー・鄭暁龍(チョン・シャオロン)監督がメガホンを執ることになった。網易娯楽網が伝えた。

「紅いコーリャン」は1988年、チャン・イーモウ(張芸謀)監督が映画化し、第38回ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。監督の名を世界に轟かせるきっかけとなった。この半年あまり、TVドラマ化の話題が聞かれていた同作だが、制作局となる山東衛星テレビがこのほど正式に発表した。1993年のドラマ「ニューヨークの北京人」が移民ブームの中で社会現象を巻き起こし、昨年も時代劇「宮廷の諍(いさか)い女」を中華圏全体でヒットさせた鄭暁龍監督を起用することが明らかになっている。

1986年に発表された「紅いコーリャン」は、莫言氏にとっても出世作となった作品。山東衛星テレビによると、作者本人から「作品をブラックユーモア的に描いてほしい」との希望があり、そのニュアンスを理解・表現できる人物として、真っ先に鄭暁龍監督が浮かんだという。

すでに脚本の半分は完成しており、今月下旬からロケ地の選定を進める。映画版ではチアン・ウェン(姜文)とコン・リー(鞏俐)が演じた主人公夫婦については、そのキャスティングが注目されるが、今のところ明らかになっていない。莫言氏の故郷である山東省高密市で、今年10月にクランクインが予定されている。(翻訳・編集/Mathilda

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