Record China 2013年7月12日(金) 0時50分
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10日、英紙ガーディアンによると、米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン氏は、中国とロシアの政府に「いかなる情報も渡していない」と語り、両政府がスノーデン氏からアメリカの機密情報を得たとする一部報道を否定した。資料写真。
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2013年7月10日、英紙ガーディアンによると、米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン氏は、中国とロシアの政府に「いかなる情報も渡していないし、中露両政府とも私のノートパソコンには接触していない」と語り、中国やロシアがスノーデン氏からアメリカの機密情報を得たとする一部報道を否定した。環球時報(電子版)が伝えた。
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これより少し前、米紙ニューヨーク・タイムズは、西側諸国の情報機関の専門家から匿名を条件に得た情報として、「中国当局がスノーデン紙が香港に渡った際に所持していた4台のノートパソコンから機密情報を得た」と報じた。
台湾メディアによると、スノーデン氏を支援する内部告発サイト「ウィキリークス」は先般、同氏が11日にロシアを離れ、新たな目的地に向かうことをほのめかしているという。しかし、スノーデン氏が今後どこに行き、どのような動きに出るのかは未だ明らかになっていない。どの国に亡命支援を求め、身柄の保護について話し合っているのかもわかっていない状況だ。
スノーデン氏の今後の動きについて様々な憶測が飛ぶ中、南米ベネズエラに世界の注目が集まっている。ベネズエラは、亡命受け入れについて前向きな姿勢を示した最初の国であり、8日にスノーデン氏からの亡命申請書を受け取ったと発表している。ロシアの国会議員がウィキリークスで、「スノーデン氏がベネズエラからの亡命受け入れの申し出を承諾した」と明かしたが、このメッセージはすぐさま削除された。これまでスノーデン氏を擁護してきたウィキリークスも、「スノーデン氏はまだ正式にベネズエラへの亡命を受け入れていない」と発表し、この情報を否定した上で、「問題が解決した暁には、当該国より正式な発表がある」とした。(翻訳・編集/XC)
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