2013年7月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府関係者は同日、竹島（韓国名・独島）の領有権が韓国にあることをアピールする動画を制作し、今月中旬にインターネット上で公開すると発表した。中国新聞社が伝えた。

動画は10分程度で、「独島が国際法上韓国固有の領土であること」を説明するという。韓国側は1905年、島が日本の島根県に属するとされたことは、日本による韓国の主権剥奪の過程で行われたもので、国際法上何の効果もないと指摘。さらに、韓国側の歴史資料「世宗実録」によると、日本の朝鮮半島侵略以前は、韓国が一貫して島を支配していたと主張している。

韓国外務省は動画を各官庁の公式サイトで公開。DVDも制作するほか、在外公館や海外の教育機関に送る予定だ。今月末には「独島外国語版サイト」もオープンする。（翻訳・編集/AA）