ネットで赤ちゃんの譲渡が盛んに、補償金に150万円!=懲役のケースも―中国

Record China    2013年6月20日(木) 20時40分

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18日、中国本土では今、ネットを通じて赤ちゃんを引き取るケースが増え、関連サイトは異常な盛り上がりを見せている。写真は江蘇省南京市にある児童福祉施設。

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2013年6月18日、中国本土では今、ネットを通じて赤ちゃんを引き取るケースが増え、関連サイトは異常な盛り上がりを見せている。南方日報が伝えた。

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ネットでは子供の譲渡に関するサイトが多く存在し、子供の値段を掲載したサイトや、出生証明書を代理で作成するサイトもあった。出生証明書は600〜2万5000元(約9000〜38万円)と価格帯もさまざまだった。

譲る人と引き取る人はこのようなネットを通じて連絡し、実際に会って問題がなければ子供の譲渡を行う。その場合、一般的に譲る側は補償として3万〜10万元(約46万〜150万円)を要求する。

中国政法大学民法研究所の李顕東(リー・シエンドン)副所長は、「子供の譲渡自体は違法行為ではないが、補償金などを要求すると取引になってしまい、人身売買の罪に問われる可能性が高い」と指摘した。実際、2012年に四川省成都市の男がネットを通じ娘を譲渡し、人身売買の罪に問われ5年半の懲役を言い渡された。(翻訳・編集/内山

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