家族の名前と住所を世界遺産「武当山」に落書きした村人、「二度と旅行はしない」と謝罪―中国

Record China    2013年6月15日(土) 21時30分

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15日、家族の名前や住所を世界遺産・武当山の石壁に刻んだ河南省の村人がこれを謝罪。「死ぬほど後悔している。もう二度と旅行はしない」と話している。

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2013年6月15日、家族の名前や住所を世界遺産「武当山古建築」の石壁に刻んだ河南省の村人がこれを謝罪した。大河報が伝えた。

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今月13日、中国の大手メディアがこぞって「史上最強の落書き」「伊川一家6人の名前刻まれる」と報じた湖北省十堰市にある武当山の落書き事件。家族全員と思われる6人の名前と住所が刻まれていたため、ネットユーザーらは「家族全員で恥をさらすとは!」「彼ら全員をもう一度学校で勉強させろ」と激しく非難した。そこに彫られた住所と名前をもとに、同紙記者が河南省洛陽市伊川県白沙鎮葉村を取材。同村の葉(イエ)党支部書記によると、名前を刻んだ6人は一家族ではなく、同村に住む4人と旅の途中で知り合った同郷の2人だという。

村人4人のうちの最年長・張さん(女性)は83歳。生まれてから一度も村を離れたことはなかった。そこで息子の嫁が彼女を旅行に誘い、同じ村の2人と共に武当山に行くことに。旅の途中で同郷の2人と知り合い、一緒に武当山観光に向かった。問題の石壁の前で、誰かが「おばあさんは初めての旅行だ。記念に名前を彫ろう」と言い出したという。

報道で事件を知った葉書記が張さんたちを訪問。彼女たちの落書きが中国全土に知れ渡ったことを伝えると、「死ぬほど後悔している。一生に一度の外出をして、これほど大きな恥をさらした。もう二度と旅行などしない」と話したという。張さんたちはすでに謝罪文も書いている。(翻訳・編集/本郷)

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