中国の飢餓人口、過去20年で37.6%減=食糧増産・栄養状況改善で―中国メディア

Record China    2013年6月5日(水) 9時3分

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4日、国連食糧農業機関(FAO)のジョゼ・グラツィアーノ・ダ・シルバ事務局長は、同サイトに寄せた寄稿記事で「世界の貧困・飢餓問題解決は、中国の努力にかかっている」と表明した。写真は中国の子供たち。

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2013年6月4日、新華網によると、国連食糧農業機関(FAO)のジョゼ・グラツィアーノ・ダ・シルバ事務局長は3日、同サイトに寄せた寄稿記事で「世界の貧困・飢餓問題解決は、中国の努力にかかっている」と説明した。

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ダ・シルバ事務局長は「中国の貧困問題解決は世界への啓示」と題する記事で、中国の飢餓人口は過去20年で37.6%(約1億人)減少したと指摘。国連が00年に発表した事業計画で、15年目標に設定した貧困・飢餓問題を、中国は実現中だとした。

また、中国農村地域の実質収入は過去10年、年8%ペースで上昇し、都市部との所得格差は縮小していると指摘。国民1人当たりの日収が1ドル(約100円)以下の最貧人口は1981年の84%から09年には12%まで減少。13年の穀物生産量は10年連続の増産が見込まれ、過去10年で乳製品は3倍以上、野菜・果物は6割、肉類は3割の増産を実現したという。これにより市民の栄養状況は改善し、5歳以下の慢性栄養失調は90年の30%以上から10%以下に低下した。(翻訳・編集/AA)

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